一人暮らしの高齢者が安心して暮らすイメージ
※ ジチティが2026年4月時点の情報をもとに作成しています。最新の内容は各公式サイト・窓口でご確認ください。

1なぜ見守りサービスが必要なのか

大阪市では高齢者の一人暮らし世帯が年々増加しています。住吉区でも例外ではなく、75歳以上の後期高齢者が一人で暮らすケースはめずらしくありません。

孤独死は他人ごとではない

警察庁の集計によると、2024年に自宅で一人亡くなった人は全国で7万6,020人。そのうち約76%(5万8,044人)が65歳以上の高齢者でした。大阪府は全国でも孤独死が多い地域のひとつとして知られており、住吉区でも地域の見守りネットワーク強化が課題となっています。

「元気なうちに」始めるのが大切です。
見守りサービスは、体が不自由になってから慌てて契約するより、まだ元気なうちに準備しておくことで、親も子も安心できます。急な体調不良への対応については一人暮らし高齢者の緊急対応ガイドもあわせてご覧ください。

離れて暮らす家族の不安

  • 毎朝電話しても出ないと心配になる
  • 何かあったとき、すぐに駆けつけられない
  • 本人が「大丈夫」と言っても信じられない
  • 親に頼むのも気が引けて、なかなか言い出せない

見守りサービスを使うことで、こうした不安を日常的に解消できます。

2見守りサービスの種類

一口に「見守りサービス」といっても、仕組みや特徴は大きく異なります。親の状況や家族の希望に合ったタイプを選ぶことが大切です。

5つのタイプを知っておこう

① 駆けつけ型

センサーや緊急ボタンで異常を検知した場合、警備員が自宅に駆けつけてくれるタイプ。最も安心感が高い反面、月額費用はやや高め。セコムや関電SOSが代表的。

② カメラ型

室内カメラで映像を確認できるタイプ。遠隔通話や動体検知通知、エアコン操作まで可能な機種も。MANOMAが代表的。プライバシーへの配慮が必要なため、本人の同意を得てから導入しましょう。

③ スマホ型

見守り機能付きのスマホを親に持ってもらうタイプ。位置情報の確認や行動パターンの把握ができる。TONEモバイルが代表的。スマホの乗り換えも同時に解決できる。

④ センサー型

トイレや玄関にセンサーを設置し、動作の有無で安否を確認するタイプ。カメラがないのでプライバシーを守れるのが特徴。「映像は見られたくない」という親にも受け入れてもらいやすい。

⑤ 訪問・宅食型

配食サービスや訪問スタッフが定期的に立ち寄って安否確認するタイプ。人が来ることで孤独感の解消にもなる。自治体の支援制度と組み合わせると費用を抑えられる。

3サービス比較表

見守りアプリのダッシュボードを確認する家族のイメージ

主要4サービスの料金・特徴を一覧にまとめました。料金は2026年4月時点の税込価格です。詳細は各公式サイトでご確認ください。

サービス名 タイプ 月額目安 初期費用 駆けつけ 特徴
セコム
親の見守りプラン
駆けつけ型 3,520円〜
(買取プラン)
要見積もり
(買取・レンタルあり)
あり 業界最大手。センサー+緊急ボタン+駆けつけ。24時間365日対応。火災警報も含む
関電SOS 駆けつけ型 3,190円〜
(買取プラン)
0円
(レンタルプラン)
あり 関西エリア特化。レンタルは初期費用0円で始めやすい。eoネットとの組み合わせ割引あり
MANOMA
(ソニー)
カメラ型 980円〜(最大3か月)
4か月目以降 3,278円
980円
(事務手数料2,750円から割引適用)
セコム連携
オプションあり
Wi-Fi不要SIM対応。解約違約金なし。遠隔エアコン操作可。セコム駆けつけオプションも追加できる
TONEモバイル スマホ型 1,210円〜
(+見守りオプション473円)
端末代別 なし シニア向け使いやすいUI。AI見守り搭載。位置情報・行動パターンを家族のスマホで確認できる
※ 料金について:プランや契約期間によって料金は変わります。最新の正確な金額は各公式サイトで必ずご確認ください。

4タイプ別おすすめ

「どのサービスが合うか」は、家族の状況によって変わります。よくある4パターンで整理しました。

しっかり守りたい人 → セコム・関電SOS

  • 「何かあったらすぐ来てほしい」という安心感を重視する方に
  • センサー+緊急ボタン+駆けつけの3段構えで守れる
  • 関電SOSは関西エリア限定ですが、住吉区はしっかり対応エリア内
  • 初期費用を抑えたい場合は、関電SOSのレンタルプラン(初期費用0円)がおすすめ

費用を抑えたい人 → MANOMA

  • 最大3か月間 月額980円で始められる(4か月目以降3,278円)
  • Wi-Fi環境がなくてもSIMカードで使えるため、導入ハードルが低い
  • 解約違約金なし
  • 「駆けつけも欲しい」という場合は、セコム連携オプションを追加できる

スマホも見直したい人 → TONEモバイル

  • 月額1,210円(基本料)+見守りオプション473円で利用できる
  • 高齢者でも使いやすいシンプルなUIで、スマホ操作が苦手な親にも向いている
  • 家族のスマホから位置情報や行動パターンを確認できる
  • 「ガラケーからスマホに切り替えたい」タイミングに合わせて導入しやすい

まずは無料・低コストで始めたい人

  • LINEの既読確認を使った簡易見守り。毎朝スタンプを送り合うだけで安否確認になる
  • 自治会のご近所ネットワーク。日頃の挨拶と声かけが、最もコストゼロの見守り
  • まずここから始めて、不安が増えてきたら有料サービスに移行するのも一つの方法

5自治会でできる見守り

高齢者の見守りは、有料サービスだけが答えではありません。住吉区には地域のつながりを活かした見守りの仕組みがあります。

民生委員への相談

民生委員は地域住民の生活相談窓口です。高齢者の一人暮らしに関する不安や、どんな支援が受けられるかを気軽に相談できます。担当の民生委員は住吉区役所または地域包括支援センターで確認できます。

ご近所との日頃の挨拶が最強の見守り

顔を知っている、名前を知っている、それだけで「あれ、今日は出てこないな」という気づきが生まれます。防犯の観点でも、ご近所の目は大切です。回覧板を受け渡すときの一声、ゴミ出しのときの挨拶――そういった小さなやりとりが命を救うこともあります。

回覧板・声かけによる安否確認

自治会の回覧板は、「生存確認」の機能も兼ねています。本人が受け取りにきていない、サインがいつもと違う、そういった変化に気づける仕組みです。

住吉区の地域包括支援センター

高齢者の介護・生活全般の相談に対応しています。介護保険サービスの申請サポートや、地域の見守りネットワークへのつなぎも行っています。

介護ガイドもあわせて確認しておくとスムーズです。

センター名 電話番号 所在地
住吉区 北地域包括支援センター 06-6678-1500 住吉区帝塚山東5-6-15 すみよし隣保館寿1F
住吉区 浅香地域包括支援センター 06-6692-8803 住吉区浅香1-8-47
住吉区 西地域包括支援センター 06-6674-0800 住吉区墨江2-5-51
住吉区 東地域包括支援センター 06-6608-2110 住吉区苅田4-3-15 四恩学園1号館1F
住吉区役所 保健福祉課(介護保険・高齢者支援担当) 06-6694-9859 住吉区南住吉3-15-55
※ 連絡先について:担当エリアや電話番号は変更になる場合があります。最新情報は住吉区役所の公式サイトでご確認ください。

6まずは資料請求で比較しよう

どのサービスが合うかは、実際に資料を見比べるのが一番早い近道です。セコム・関電SOSは資料請求・見積もりが無料で、勧誘を断ってもまったく問題ありません。気軽に取り寄せてみましょう。

資料請求のポイント:複数社に同時に請求して、料金や機能を比べるのがおすすめです。訪問見積もりの際は「住吉区に対応しているか」「駆けつけ時間はどのくらいか」を必ず確認しましょう。

緊急時の対応も確認しておきましょう:
一人暮らしで急に体調が悪くなったとき、何をすればいいか。119番の判断基準から入院の備えまでまとめました。
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